人と比べて自分はダメだと思う時

比べなくて良い。自分は自分だから。 一人しかいない。 宇宙で一人、自分が宇宙。
 

「比べる」っていう能力を進化論から見てみる。


進化論から考えると・・・、比べるのは、生き残るために必要なこと。比べて大きい食べ物を取ったり、比べて住みやすい場所を取ったり。そうやって生き残ってきたから、比べる事は人類にとって必要な、良い機能です。 

 

「生きるためにしてきたこと。」 と考えると・・・、他人と比べてなんだか自分が置いてきぼりに見えて辛くなったり、生きるのが嫌になったら、あれ?おかしくない? それは比べるっていう機能の誤作動です。 他人との関係には使わなくて良い。 他人と自分を比べなくて良い。 

 

 

だって、一秒ずつ刻んできたあなたの人生、生きてきたこれまでの時間。 後ろをを振り返ってみて  ・・・・・ 。 人には見せないけどいっぱい 頑張った。  

 

同じ歴史を過ごした人なんていない。 同じ体験をした人なんていない。 何かと比べられるようなものじゃない。
 

 

苦しんでいるのは、あなたの さらによくなろうとする こころの証。

そんなに苦しくなるのは、自分にはもっと良くなる可能性がある!と信じているから。 

苦しくなるほど、人と比べて自分を卑下するほどに、あなたは さらに上を目指そうとしている。

 

 

そんなすごい自分を受け入れ、愛おしみましょう。美しい姿です。

 


どうしても他人が気になるなら、比べて苦しい!って思うなら、 苦しくなってるなぁって「気づいて」ください。他人と比べてみたりして、生き残る為の機能を 人との関係にも使ってるんだなぁって、 そして苦しんでるなぁって 気づいて下さい。  

 

まず気づく。そしてそんな自分を 端から眺めて見る。 頭の上を嵐が過ぎ去る感じかもしれないし、濁流の河で石の上に立っている、そんな感じかもしれない。心もとないような、さみしいような、きゅっと身の縮むような・・・? どんな感じでしょう。 その感覚にも気が付きながら感情が過ぎるのを待ちましょう。 感情は一過性のもの。 通り過ぎると思っていたら、呑まれずに済みます。

 

あなたはそんなにも 今の自分と違う自分を求めている。 さらに よく在ろうとしている。

その壮大な旅路、ぜひとも自分をほめてあげてください。