カウンセリングに行こう

アメリカやヨーロッパでは、一般の人が カウンセリングを日常的に利用している・・ というけれど、わたしは実情を知りません。

 

ただ、自分がカウンセリングに行くようになって、とっても助かっている、という事はお話しできると思います。わたしもカウンセリングに行きます。以前は一人で悩み、一人でなんとかして、こうやって生きるのが一生なのかなと思っていました。

 

近しい人には言えない悩みや、話しても話しても満たされない心や、小さな疑問や大きな問題・・色々なことがありますが、日常の関わりがない人だからこそ話せる、そういう事は実際あると思います。 

そして人に話すと楽になったり、話すことで自分が何をしたいかがはっきりする、という機能が、人には備わっています。もちろん カウンセラーは 日常の会話とは違う、より効果的な聴き方の技術を持っていますし、心理学の知識を利用して事態が良くなる事を目指します。


「良く」話を聴くカウンセラーを私はお勧めします。人の心と関わろうと思ったら、丁寧に聴く技術は欠かせません。いろいろなカウンセラーがいるので、色々な手法があり、ご本人にとって良い場合も悪い場合もあります。実力のあるカウンセラーは、多くの方が効果を感じる事ができるようなものだと思いますが、なんといっても測定の難しい分野なので。。もし一人の人が合わなくても、きっとあなたに合うカウンセラーがいるはずです。カウンセラーもカウンセリングも、相談をする方がご自分のために、利用するものだと思います。

 

大きな問題も小さいと思える悩みも、罪悪感のあることも相談して良いのです。一人で悩まなくて良いのです。だって、サービスを提供しているプロがいるのですから。私たちは 生まれながらの社会的な動物であり、助け合う生き物なのです。苦しいときは、その苦しさを軽くするサービスを受けましょう。そしてプロが提供する技術や知識を得て、現状を良くしましょう。 時にはさらにひとまわり 大きなあなたになるきっかけになるかもしれません。